この「3月のライオン」では、主役の桐山零だけでなく、
いろんな登場人物が主役になる回があって、
サブキャラを掘り下げていくという手法を使っています。

メインの登場人物以外にも人気のあるサブキャラ
たくさんいる作品ならではの手法ですよね。

前作の「ハチミツとクローバー」でも、
どの登場人物にも感情移入できる部分があり、
スピンオフ作品みたいな回がとっても楽しみだったりしました。

さて、今回主役となるのは、初登場の超意外な人(?)物です。

1.主役は二海堂家の犬
2.ご主人様を気遣う執事のようなエリザベス
3.一番の脅威である赤子丸どの
4.「世界一かわいい犬」の称号

▼主役は二海堂家の犬

なんと116話の主役は二海堂家の愛犬・エリザベスです。

このエリザベスの視点での二海堂の一日を紹介したものです。

そういえば二海堂って、
ガヤでギャンギャン言っているイメージで、
彼自身にスポットが当たることってあまりなかったですよね。

プライベートはベールに包まれていました。

ここでは、二海堂がどんな生活をしているのかが、
詳しく知れますよ。

 

▼ご主人様を気遣う執事のようなエリザベス

 

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エリザベスの一日は、
朝目覚まし時計がなる直前にベルを止め、
気持ちよく坊っちゃまを起こすところから始まります。

そっと体調チェックを行い、
熱の有無を確認してから、
ふさふさの毛並みでマッサージを行います。

そうして、心地よい坊っちゃまの目覚めをお助けするのです。

そして、日中は坊っちゃまが将棋の研究に集中できるよう、
体は大きいがまだ遊びたい盛の大型犬を追い返し、
静寂の世界を守るのでした。

 

▼一番の脅威である赤子丸どの

しかし、大型犬など比にならないほどの
脅威の存在がいたのです。

それは二海堂家の長男のご子息である赤子丸どの。

こちらの赤子丸どのを
坊っちゃまもたいそう可愛がっており、
しかし体力が無限大の赤子丸どののお相手をしていたのでは、
坊っちゃまの体力がもちません。

そうして考え出したエリザベスの策は、
自分が赤子丸どののお相手をすること。

自分に興味が移るようにと策を凝らし、
ベビーシッター犬としての職務を全うするのでした。

 

▼「世界一かわいい犬」の称号

そうして、一日中坊っちゃまのお世話やら、
赤子丸どののお相手の職務をこなしたエリザベスは、
夕方にはすっかり疲れ果て、
目を開けたまま眠ってしまうのでした。

そんなオマヌケ面のエリザベスを見て、二海堂は

「エリザベスは世界一かわいい犬だ」

とつぶやきます。

 

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真面目に職務を遂行したエリザベスは、
何とも嬉しい称号を手に入れたのでした。

 

まさかの犬が主役のこの回。

本当に羽海野先生の感性には感心しちゃいますね!

ちょっと休憩的な回でもありましたが、
しかし、知られざる二海堂のプライベートが明かされたという点では、
とても貴重な回になりました。